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オーセイ・デュレスの地で旨味溢れるワインを手掛ける女性醸造家

アニエス・パケは2000年に創立されたブルゴーニュのドメーヌ。創立者であるアニエス・パケ女史が、1950年代から家族が所有していたオーセイ・デュレスのアペラシオンを売却するという話になった際に、所有区画を売らずに自らこの地でワイン生産者になることを決意し、その歴史が始まりました。 ワイナリーはオーセイ・デュレスを中心に、コート・ド・ボーヌに約13haの畑を所有。実質ビオロジックのリュット・レゾネ栽培を創業当初から実践しているのみならず、ブドウ樹を1本1本観察して優れた樹の選抜と育成を行う「マス・セレクション」にも取り組むなど地道な努力を続けながら、急斜面をものともせずに畑仕事に精魂込めています。 「美味しい料理を引き立て、ガストロノミーに愛されるワインを造りたい。」という彼女の願いは叶い、オーセイ・デュレスというややマイナーなアペラシオンにもかかわらず、その品質に感動した「コート・ドール」、「ランズブール」、「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」といったフランス3つ星レストランのソムリエ達が、こぞってオンリストするようになりました。 彼女のワインは、透き通るようにピュアで清らかな口当たりながら、大地の滋養の結晶たる深い旨味に満ち溢れています。

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約2年前